詳細はこちら

助成金と補助金

subsidy and subvention

 

 

起業相談ドットコム、起業コンサルタントのJです。
今まで何度か助成金の記事を書いてきましたが、今日は大枠の話です。
助成金や補助金と一言にいいますが何種類ぐらいあるのでしょうか?
その答えは、2015年4月1日時点で、官庁と地方自治体から6127件、財団系の助成金から3181件、合計で9308件の公募がされています。
それに対し、実際に助成金・補助金を申請し、獲得している中小企業の比率は0.1%と言われています。
この数値だけを見てもわかるように、いかに助成金や補助金がたくさん出ているにも関わらず、有効に使われていないかをご理解いただけると思います。
では、なぜ、助成金や補助金を申請獲得している企業が0.1%なのでしょうか?
まず一つ目が、助成金や補助金は時代の流れに流されてコロコロ変わる「ミズモノ」的な要素が強いため、なかなか専任で指導するコンサルタントが育ちにくいこと。
例えば数年前、自民党から民主党に政権が変わったのをきっかけに、それまであった助成金はほとんどなくなってしまいました。そして現在自民党が政権を奪還し、新たな助成金が出てきています。このように非常に不確定な要素でころころ変わります。
二つ目は、とても分かりづらいということです。
情報が一元化されておらず、一般の人にはもちろん、出たばかりの助成金ですと官庁の職員も詳しくわかっていないというケースも少なくありません。
また、申請書類も多くわかりづらいということもあります。
同じ助成金でも、前年と比べてちょっとずつ受給できる金額変わっていたり、条件が変更されていたりするので、プロに頼まないと結構手間がかかります。
そんな中で、今回は簡単に「助成金」と「補助金」の違いについてご説明します。
「助成金」は厚生労働省管轄で、雇用関係など人にまつわるものが多く、申請が通れば100%もらえます。
これに対して「補助金」は中小企業庁と経済産業省管轄です。
一般的に補助金の方が金額が大きく、数百万や数千万のものがあり、補助率は1/3や2/3といった形で費用の一部を補助する、という仕組みになっており、人気の補助金は競争も激しく10倍、20倍の倍率もあります。
また、共通のことですが、基本的に後払いです。
ここまででなんとなくおわかりだと思いますが、特殊な条件での起業でなければ、助成金をお勧めします。
ただし「ミズモノ」であるため、新しい助成金の情報をキャッチして、とにかく早く動くことが重要です。
ご興味がある方は起業相談ドットコムでお問い合わせください。

 

 

*********************************************
開設8周年 登記法人2000社以上
会社設立代行、法人登記代行はお任せ
ください。
起業相談ドットコム
https://www.kigyosodan.com/
TEL 0120-955-690
運営 株式会社FISソリューションズ
東京都千代田区神田錦町3-26
*********************************************

同じカテゴリーの人気の投稿

無料相談はこちら

メールでお問い合わせ