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資本金はいくらにすればいいのか?

capital

 

起業相談ドットコム、起業コンサルタントのOです。

 

 

今回は、「資本金はいくらにすればいいのか」についてです。

 

 

新会社法になり、資本金は1円でもよくなりました。
とはいえ、資本金をいくらにするかは悩みどころではないでしょうか。

 
1 税金面から考える

 

 

他のブログでも扱われていますが、資本金1000万円未満の場合、設立後2年間は消費税が免除されます。(その他細かい条件はほかのブログでご確認ください)

 

 

また、「法人住民税の均等割」という税金があります。
会社が黒字でも赤字でも支払う税金です。
東京都の場合
http://www.tax.metro.tokyo.jp/kazei/kintou_zeiritu.pdf
となります。
例えば、従業員数50名以下の場合
資本金1000万円以下 70,000円
資本金1000万円超 180,000円
となります。

 

 

税金面では、1000万円未満の資本金がよさそうです。

 

 

2 許認可との関係
業種によっては、許認可を受ける要件として資本金の額が定められています。
事前に確認する必要があります。
例えば一般建設業の場合は、自己資本500万円以上であることが必要とされますので、新設企業の場合は資本金500万円以上で設立する必要があります。

 

 

3 運転資金としての資本金

 

 

資本金は会社設立後の開業資金、運転資金となります。
預け入れた資本金は、使ってはいけないと思っている方もいますが、資本金はいったん預け入れた後、開業資金や運転資金に回すことができます。
業種や従業員数によって異なりますが、
開業資金+3-6か月程度の運転資金
は資本金として準備するのが望ましいとされています。

 

 

4 信用面、融資を受けるとき
資本金は1円でもokとはいうものの、設立したばかりの会社の資本金が1円だと、やはり信用力にかけてしまいます。
資本金は登記事項証明書=登記簿謄本に記載され、誰でも見ることが可能です。
また、借り入れの際も事業が安心して運営できると判断する材料の一つとして資本金の額がみられる場合があります。

 

 

5 資本金が小さすぎるとすぐに債務超過になる可能性がある。
例えば資本金が10万円の場合、初年度が11万円の赤字だった場合、すぐに債務超過になり、融資なども含めて信用力を失ってしまいます。
資本金を、例えば500万にした場合、初年度が多少の赤字だったとしても、債務超過にはならないことになります。

 

 

一概には言えませんが、一般的には
資本金 1000万円未満
開業資金+3か月程度の運転資金
が目安になります。
このほかにも資本金についてはいろいろと検討すべき内容があります!
起業相談ドットコムなら、税理士らと協力して最適なアドバイスを行います。
ぜひお任せください!
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